不貞の慰謝料請求500万円を200万円に減額した事例
2021.03.26慰謝料(事例)
依頼者:不貞をした男性 相手方:不貞相手の夫
事案の概要
妻子のある女性と不貞を行った男性が、夫から不貞を理由として500万円の慰謝料を請求された事案。
弁護士のコメント
夫の代理人弁護士から依頼者に対して500万円の慰謝料請求の通知があり、依頼者からの相談を受け、当職らが依頼者の代理人に就任した。
依頼者としては、不貞行為を行ってしまったことは真摯に反省しており、お金はないのでできるだけ安くはしたいが、裁判をするよりもできるだけ相手方の要求を呑んで反省の意を示したいとの希望であった。
そこで、当職らが交渉に当たったところ、300万円の減額が可能となったが、それ以上であれば裁判を辞さないとの姿勢であったため、示談金200万円での解決となった。
不貞期間からすればやや高額となったきらいはあるが、依頼者としては、できるだけ相手方の意に沿いたいという希望であったことから、今回の解決となった。